何人で老人を支えるのか?
1980年ころは、生産年齢7900万人程度に対して、高齢者人口は1000万人程度でした。
つまり、7~8人で1人の年金を支えていたということになります。
ちなみに現在はというと、3~4人で1人の年金を支えなくてはならないのです。
これがあと10年20年となれば、さらに1人の支給額を支える人数が減ってゆきます。
なお、先ほど、年金の『破綻』とかきましたが、基本的には年金は破綻しません。なぜなら、年金の収入部分が減り、給付部分が減るだけの話だからです。
つまり、破綻はしないが、給付額は減るということです。
年金について言えること
先ほど、年金は破綻しない、給付額が減るだけだとかかせていただきました。これは、2004年の年金改革で、高齢化の原因である寿命の伸びや、若い世代の減少に応じスライド率を引き下げる、『マクロ経済スライド』というものが導入されて、年金水準がだんだんと、引き下げられることになったからです。
つまり、この制度が導入されたことによって、年金制度自体は破綻しません。しかし、給付率は下がるのです。そう、ほぼ確実に下がるのです。
このような状況下で言えること、予想されることは、下記のとおりです。
① 年金給付額は減少する
② 若年層の年金負担額は増加する
③ 年金給付年齢の引き上げ
④ 増税による年金補填
以上のようなことが考えられます。もちろん、すべてが起こる可能性もありますし、いくつかが組み合わせて起こることも考えられます。
つまり、ない袖は振れないということですから、少しでも袖を振るためには、何らかの収入を作らなくてはならないのです。
いずれにしましても、良いことは一切起こらないわけです。
それなのに、何の対策もしておかないとなれば、確実に老後は真っ暗なものになるでしょう。
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